動物実験について

「動物実験」について、皆さんは、どこまで知っていますか?

やむを得ない事情で飼えなくなったペットを保健所に引き渡した、その後を知っていますか?

保健所とは、飼えなくなった犬や猫を請け負い、ガスで苦しまずに息を引き取らせ、きちんと供養してくれる場所・・・そんな風に、私は聞かされていました。

それなら、道端に捨てられて、食べるものを探し歩き、惨めな思いをさせたり、人間に石を投げられて、怖い思いをさせるよりは、まだマシ・・・。

そんな風に、私は思っていました。

ところが、現実は全然、違っていたのです!

それならまだ、道に捨てられて石を投げられても、食べるものが無くて惨めな思いをしても、保健所に引き渡すよりはマシだと思えるくらい、残酷な現実が待っているのです。

「動物実験」に適した動物は、人によく慣れた犬や猫。

なおかつ、何があっても誰にも咎められない、飼い主の居ないペットがいいと言います。

つまり、不要として保健所に引き渡された、人に対して敵意を抱かない動物。

「捨てられたペット」が最適なのです。

保健所に引き渡された犬や猫の、ほぼ半数以上が、この動物実験の現場に、安価で買われていくのです!

動画などで検索してみると「実験犬シロ」に関する情報が出てくると思います。

産まれたころから実験室で育ち、あらゆる科学実験の末、毛が抜け落ち、後ろ足を引きずるようにして歩く犬。

シロは幸いにも、生後1年で保護団体の手に依り保護され、命を繋ぎました。

その後、新しい飼い主に引き取られましたが、不幸にも不慮の事故で、僅か2歳で亡くなってしまった犬です。

それでも、これからする話を聞けば、シロはまだ、幸せな方だと言わざるを得ません。

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