健康な子犬の見分け方

健康な子犬の見分け方は、意外に簡単です。

まず、見るからに小さくて痩せっぽっちな子よりは、当然のことながら、コロコロと丸く太って、元気のいい子の方が健康なわけです。

次に、目です。

目に力が宿ると言うように、健康な子犬は、やはり目の輝きが違います。

キラキラとした瞳で、なにか面白いことはないかと、興味津々で辺りを見渡す様は、とても愛らしいものです。

中には、健康だけれど、性格がおとなしくて消極的な子犬もいます。

それでも、目を見れば、子犬らしく目を潤ませて、きょろきょろと面白そうなものを探すようであれば、健康だと思って大丈夫です。

目ヤニで汚れているようなら、注意が必要です。

耳が垢で汚れていたり、近づいて匂いがしたりする子犬は注意です。

それだけで健康ではないとは言い切れませんが、やはり、管理するペットショップの管理不足か、キレイにしても、すぐに汚れてしまうとすれば、子犬の体調に問題があるのかもしれません。

たれ耳の犬種は、耳の中が蒸れやすく、耳垢も溜まりやすいので、特に気を付けてチェックが必要です。

健康な子犬の耳は、ウサギのようにキレイなピンク色をしています。

次にお腹や、性器周りはどうでしょう?

これもやはり、皮膚が荒れて、まだらになっていたり、性器の周りがウンチなどで汚れていては、健康とは言えません。

同じように、鼻や口も、鼻水やよだれで汚れていては健康とは言えません。

健康な鼻は、適度に湿っており、乾きすぎてもいけません。

口は匂わず、キレイなピンク色が理想です。

お腹や性器周りは、体の中で一番、敏感な部分なので、皮膚の状態や、体内不調の状態もよく表れる場所です。

成犬は普通、お腹などを飼い主以外には見せないものですが、子犬は、無邪気にお腹を見せて、服従心を見せてくれます。

あまりお腹を見せたがらない子犬は、お腹が痛いか、あまり調子が良くないのかもしれません。

そして、これは小型犬の特にチワワなどに多いのですが、おでこが「ペコッ」とヘコむ子犬が居ます。

知らない人は心配するかもしれませんが、これは成長と共に自然に治るもので、さほど気にする必要はありませんが、あまりにもヘコみが大きい場合は、やはり不調を疑った方がいいでしょう。

尾は元気に良く動き、毛艶が良く、四肢が真っ直ぐな子が理想です。

尾は犬のバロメーターとも言われる部位で、尾で犬の感情を読み取ることが出来るほど、重要な部分です。

尾があまり動かない子犬は、体調が優れないか、消極的な性格の子犬ということになります。

心配な時は、ショップに聞いてみましょう。

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