先住犬との顔合わせ

最近は、1匹だけでなく2匹、3匹と多頭飼いする人も増えてきました。

新しい子犬を迎える時、先住犬との顔合わせは、とても重要です。

その中に、面倒見のいい、メスの先住犬などが居ると、いろいろと遊びの中で子犬に教えてくれるものです。

その時に気を付けたいのは、先にいる犬を立てることです。

人間の子供もそうですが、下の子が出来ると急に甘えだしたり、反抗的になったりしますよね?

それは、下の子に対する「ヤキモチ」です。

それは、犬も同じなんですよ。(笑)

新しい子犬が入ることにより、飼い主の自分への愛情が薄れてしまう、飼い主を取られてしまう、と思えば、犬もヤキモチを焼いて、新しい子犬を苛めるようになってしまいます。

先の犬を後回しにして、新しい子犬ばかりを構うようなことは止めましょう。

何事も、先の犬が最初です!

飼い主が、そうすることによって、自然に上下関係が確立し、犬同士の関係もスムーズに進みます。

一度、顔合わせに失敗すると、後がこじれてしまうため、仲良くさせるのは、なかなか難しくなってしまいます。

先住犬を立てる意味で、少しくらいケンカしても、あまり、新しい子犬を庇わず、手を出さず、犬同士に任せましょう。

犬は本来、優しく賢い動物なので、群れの中の上下関係がはっきりすれば、徐々に仲良くなっていくでしょう。

※多頭飼いの注意
トイレは共同で大丈夫ですが、オモチャや食器は、1匹に1つずつ、用意してあげましょう。
犬は、パーソナルスペース(距離感)が何より大事です!

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